こもれび図書館ブログ

2015.06.19

父・とうさん・ファーザー・オヤジ!

「父の日には乳を!」
この時期、牛乳のパッケージでよく見かけるキャッチフレーズです。
今回はこもれび図書館の本棚の中から、「父の日」におすすめの本をご紹介♪



①『父の詫び状』向田邦子

THE“昭和の父”が読める1冊。
こんな“父親”は、今では絶滅危惧種!?
厳格・頑固・融通利かない・・・そんな中にも大きな愛情が見え隠れする話ばかりです。

②『お父さんがキモい理由を説明するね』中山順司
タイトルを見てギョッとしますよね。
中身はタイトルとは裏腹に、父娘のあったかくシュールなガチトークで進みます。
娘の気持ちもお父さんの気持ちも良くわかる1冊です。

③『とうさんまいご』五味太郎
デパートにとうさんとでかけたら、なんととうさんがまいごになっちゃった!
おとうさんが読み聞かせをするのにもぴったりの絵本です。
こもれび図書館にはDVDが、他の図書館には絵本があります。

④『オー!ファーザー』伊坂幸太郎
高校生・由紀夫の家族は6人家族。
母1人、子1人、そして父・・・4人!
このお父さんたち、4人4様、ほんっとに濃いファーザーばかり。
時には煩わしさも感じるほどの父親たちですが、愛情の深さといったら!
由紀夫が巻き込まれた事件を解決していく父親たちのハチャメチャぶりは痛快です。

⑤『オヤジの教科書』日本ドリームプロジェクト編
「オヤジ」ってこんなにかっこよかったっけ!?って思うほどの「オヤジ」が28人大集合!
巻末の「オヤジ」へのアンケートや、Q&Aもおすすめです。
うちに帰ってあなたの「オヤジ」を見てみてください。
29人目の格好良い「オヤジ」がいるはずです☆(C)

2015.06.16

「山鹿関連記事のスクラップ」はじめました

「『山鹿関連記事のスクラップ』はじめました。」




タイトルを「冷やし中華はじめました」風に書いてみました。
こんにちは!こもれび図書館司書Mです。

「熊本日日新聞」に掲載された山鹿に関連する記事のみを集めたスクラップ・ブック。
山鹿市立こもれび図書館が平成26年11月に開館し、早半年。
半年間でも、スクラップ・ブックの厚みがすごいです。
毎日、なにかしら出来事があるのだなぁと実感できます。
日々スクラップは増えていますので、こもれび図書館にお越しの際はぜひご覧ください♪


平成27年6月14日(日)熊本日日新聞(6面:「わたしの三つ星」)のコーナーにて
『思考の整理学』外山滋比古(著)が紹介されており、
私も久々に読み返してみました。



↑この『思考の整理学』P79~にもスクラップについての記述があり、以下のように書いてあります。


「新聞を読んでいて、これはと思う記事にぶつかる。あとで切り抜いておこう、と思いながら、ほかのところへ目を移す。ところが、この「あとで」がくせものである。しばしば、その「あとで」はとうとう、やってこない。」(外山滋比古(1986)『思考の整理学』P79 筑摩書房(ちくま文庫))


う~ん、新聞記事に限らずよくあることですよね(><,)
『思考の整理学』の同じ項目に、スクラップの方法も書いてあるのですが、
「そうそう!」&「なるほど!」と共感させられます♪

一見難しそうな本なのですが、
読みやすく、思わず「そうそう!!」といってしまう内容満載です☆
晴耕雨読のお供にいかがでしょうか??