ひだまり図書館ブログ
2017.10.04
防災体験inひだまり
さる9月9日、菊池川河川事務所による水害に関する防災体験が行われました。
水害といえば今年の筑後川流域で起こったものが記憶に新しいところですが、雨雲の位置がずれていれば菊池川でも起こっていたかもしれないとのこと。
参加された方々は驚かれているようでした。
ミニチュアを使った実験で堤防がどう崩れるのか、ドアが水に浸かったときの水圧実験など、
分かりやすく説明して頂きました。また、地デジを使えば地域の防災情報が分かるということ、
どうやったら見られるかの操作方法も教えて頂きました。
2回目の防災体験は残念ながら台風18号の来襲が予想されたために中止となりましたが、
ロビーにて「平成29年7月九州北部豪雨」の解説や以前の菊池川流域で起こった水害、
防災情報の集め方(操作方法をプリントアウトしたものを配布中)などをパネル展示しております。
どんなに技術が進んで高度な対策を施しても、自然は私たちの予想をはるかに超えることがあります。そのため、完全に防ぐのではなく、少しでも犠牲や被害を少なくする「減災」が唱えられるようになっています。
自分や家族の命を守るためにも、日ごろから自然災害への対策や確認を心がけていきましょう。
文責:naro