ひだまり図書館ブログ

2015.11.03

えみりんの司書日記(久坂部羊 編)

 みなさま こんにちは、えみりんです。

今日はとっても嬉しいことがありました。
開館と同時に本を選ばれ、カウンターにいらっしゃった女性のお客様が
「あなたかしら?本にとっても詳しい人って?」とお尋ねです。
本が大好きなご主人が、ひだまり図書館で本を借りたとき
「わあ、これを選ばれたんですね。この本はとてもおもしろいですよ」
と声をかけた職員がいて、またその本を読んだら本当に面白かったから
きっと、あの人は相当に本ば読んでるんではなかろうか・・・
と家族で話題になったそうです。
(いえいえ、もちろんお客様の方が相当読まれているはずです・・・)


でも・・・
「確かにお客様にそのようにお声をかけたのは私かも・・・」
「わあ、そうですか。良かったあ。今日は大活字本を選んだけど、今度から
私にも面白い本を教えてくれるかしら?」
「はい、もちろんです。映画・ドラマの原作本コーナーを担当しているので
こちらのコーナーからも面白い本が沢山ご紹介できます」
「じゃあ、楽しみにまた来ます」
「有難うございます。お待ちしております」
何気ないお客様とのやり取りが、1日の元気に繋がります。



私がこの頃はまっているは、久坂部羊さんの本です。
現役の医師でもある作者が書く「医療小説」が
フジテレビでは、西島秀俊主演で「無痛」という秋ドラマで
また、NHK土曜ドラマでは「破裂」がスタートしました。
2作とも医療現場を知り尽くした著者ならではの展開で面白いです。
久坂部羊さんの新刊「虚栄」も館内に所蔵しております。
またこれが面白い。読んでる間、ガンについて色々考えてしまいました。

先ほどのお客様は、医療小説はお好きでしょうか?
心あたたまる小説の方がお好きかも・・・
いくつか本を選んでおくことにします。
ではまた、えみりんでした。