図書館だより

2022.10.11

菊鹿図書室 10月の展示

こんにちは。寒暖の差が激しくなり、少しづつ季節の移ろいを感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

菊鹿図書室9月の展示のご紹介です。

メイン展示『歴史小説特集』

カウンター前のメイン展示は、歴史小説本のご紹介です。人気作家さん、そして、歴史小説好きの方ご推薦の作品等を揃えてみました。ちなみに、変わった本の置き方だな…と思われた方、正解です。(笑)

この形、実は、戦国八陣(せんごくはちじん)のひとつ、鶴翼の陣(かくよくのじん)のつもりです。歴史をみると、実戦ではあまり強いとは言い難い陣形ですが(笑)本の展示的には迫力があるように見えませんか?皆様のご感想をお待ちしております。

次の展示のご紹介です。(図書室入口付近)

季節の展示『あきのえほん』

秋真っ盛りの今、秋を感じさせる絵本を集めてみました。運動会、いもほり、ハロウィン…。秋は楽しい行事が目白押しです。そして、その反面、夏とは異なって涼しさや、冬に向かう前の切なさを表現する作品もあり、色々な世界を味わえる時期。まさに、読書にピッタリの季節ですね。

最後にご紹介するのは、

絵本ミニ展示『柴田ケイコの世界』

いつもカラフルで楽しいお話を手掛けられる、柴田ケイコ先生の作品を集めてみました。柴田先生は「親子のコミュニケーションツールとして絵本を楽しんでもらいたい。」と願いながら、作品を手掛けていらっしゃるそうです。

意外なことに、作家デビューは主婦になってしばらくしてから。ずっと、絵は好きで、イラスト関係の仕事はしていたものの、それ以上は無理だと思っていたそうです。

しかし、息子さんが4歳で弱視と診断され、眼鏡をかけるようになった時、友達からいちいち眼鏡の事を聞かれているのを見て、「眼鏡がかっこいい、って思える絵本があったらなあ。」と考え、その後、イラストの仕事でつながりがあった出版社に作品の企画を持ち込み、「世界中のめがねさんにささぐ めがねは、かっこいいのだ!」というメッセージをのせた絵本を出版され、デビュー。人気作家の階段を駆け上がっていきました。

人生って、分からないですね。

あんずの丘は今、お出かけの方達で終始にぎやかです。キャンプにも、ハイキングにも良い時期ですね。

お出かけの際、菊鹿図書室にもぜひお寄りください。皆様のお越しをお待ちしております。

(・ω・)ノ~I~